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日本と類似する ベトナムのおもてなし 中村繁夫 (アドバンスト マテリアル ジャパン社長)

11/12/2019 | 09:17

https://wedge.ismedia.jp/articles/-/3389?layout=b

今回はベトナムの「心遣い」や「おもてなし」や「恥じらい」の心がわかるベトナム女性を紹介したい。この人はチャンさんという成長著しい中堅企業HANEL PT社の女社長である。

筆者とチャン社長(提供:筆者)

HANEL PT社は日本の自動車メーカーのセラミック部品やカメラメーカーの部品の下請け企業だが、350人の従業員に独自の教育を通じて日本式の考え方を導入して成功した。社内で行われていることは、改善運動やアイデアの提案制度や定期的な表彰制度や家族パーティーであるが、徹底して実行しているので一昔前の猛烈時代の日本に戻ったような錯覚を覚える。

 以前のHANEL PT社は、生産管理や時間管理もルーズで企業風土は一般のベトナム企業と同じであったという。従って製品の合格率も低く、返品率が高かったらしい。日本式経営を徹底させて本当に素晴らしい企業に生まれ変わらせたのがチャン社長なのである。家族経営のような温かい雰囲気の会社にしたのである。

 まず、会社訪問をした時には全幹部社員が玄関に整列して我々を迎えてくれた。これも、以前流行った日本式挨拶ではあるが、海外で直立不動で迎えられると面映ゆい感じで戸惑ってしまう。ところがHANEL PT社側にしてみると毎日のセレモニーであるから、顧客満足度を徹底する一環であり、当たり前なのである。

 チャンさんはハノイ貿易大学で経営を学び、米国の大学でもMBAを取得した。さらに大学で日本語を学び、日本人の心と考え方を理解するために、日本人家庭に住み込みでお手伝いさんを1年間経験したという。彼女の目的は日本語を習得することと24時間一緒に暮らすことで日本文化を理解したかったのである。